
梅雨・夏に増える「頭痛・だるさ」は自律神経の乱れ?今すぐできるセルフケア&注目の施術
なぜ梅雨や夏に「頭痛・だるさ」が増えるのか?
梅雨から夏にかけて、「なんとなく頭が重い」「朝から体がだるい」といった声が増える傾向があります。これらの不調は、気温・湿度・気圧の変化が激しい季節に起こりやすく、自律神経のバランスが乱れることが大きな原因です。
特に梅雨時期は、低気圧と高湿度が続くことで交感神経が優位になり、身体が緊張状態になりやすいのが特徴です。その結果、頭痛・肩こり・疲労感・不眠など、さまざまな体調不良が現れます。
不調の原因「自律神経の乱れ」とは?
自律神経は、私たちの意識とは関係なく内臓や血管の働きをコントロールしている神経です。交感神経と副交感神経がバランスよく働くことで、心身の健康が保たれます。
しかし、気圧の変化・冷房のあたりすぎ・生活リズムの乱れ・過度なストレスなどが重なると、このバランスが崩れ、身体は不調を訴えるようになります。
チェックポイントとして、以下のような症状が複数当てはまる場合は、自律神経が乱れている可能性があります。
- 朝起きるのがつらい
- 慢性的に肩こりや頭痛がある
- 胃腸の調子が不安定
- 気分が落ち込みやすい
- 手足が冷える
- のぼせる
今日からできるセルフケア方法
睡眠とリズムを整える|体内時計を味方につけて、自律神経を安定させる
自律神経のバランスを整えるうえで、最も重要なのが「睡眠の質」と「生活リズム」です。不規則な寝起きの時間や夜更かし、スマホの長時間使用は、自律神経を乱す大きな原因になります。
決まった時間に就寝・起床する習慣をつけることで、体内時計(概日リズム)が安定し、自律神経も本来のリズムを取り戻しやすくなります。朝の光を浴びて交感神経を活性化し、夜はリラックスして副交感神経を優位にする「1日のリズム」を意識することがポイントです。
寝る前1時間はスマホ・パソコンを避けることも重要です。ブルーライトは脳を覚醒させ、睡眠ホルモン(メラトニン)の分泌を妨げるため、睡眠の質が下がってしまいます。照明を暗めにし、読書や入浴、アロマなどで穏やかに過ごす「入眠儀式」を取り入れるのもおすすめです。
深呼吸や軽いストレッチ|副交感神経を高めるシンプルな方法
「なんとなく息が浅い」「常に肩や首が凝っている」と感じる人は、自律神経の切り替えがうまくいっていない可能性があります。そんなときに取り入れたいのが、深い呼吸と軽いストレッチです。
腹式呼吸を意識して行うことで、副交感神経が優位になりやすく、心拍数や血圧が自然と安定します。朝の目覚め時や夜寝る前など、1日3分でも構わないので、静かな空間で深呼吸を習慣化するとリラックス効果が得られます。
また、肩・首・股関節まわりの軽いストレッチを加えると、筋肉の緊張がほぐれ、血流が促進されることで、疲れや冷えの改善にもつながります。デスクワークや立ち仕事が多い方は、1時間ごとに軽く伸びをするだけでも、リフレッシュ効果が期待できます。
温かい飲み物で内側からリラックス|冷えは自律神経の大敵
外側のケアに加えて、内側からの温め=内臓ケアも自律神経の安定に役立ちます。冷たい飲み物を頻繁に摂取すると、胃腸の働きが鈍り、体が冷えて血行不良を起こしやすくなります。
そこでおすすめなのが、白湯やハーブティーなどの温かい飲み物です。特に朝一番に白湯を飲むことで、内臓がゆるやかに目覚め、代謝や消化が促進されると言われています。
また、カモミールやラベンダーなどのハーブティーは、リラックス効果が高く、副交感神経を優位にする働きもあります。
温活を意識することで、手足の冷えやむくみの改善にもつながるほか、「なんとなく調子が悪い」と感じる季節の不調を和らげる一助にもなります。
日常でできる小さな習慣を整えるだけでも、自律神経の安定化に大きく貢献します。さらに必要に応じて、ドライヘッドスパや水素吸入などの専門施術を取り入れることで、より深く心身を整えることができます。
注目の施術法で内側から整える
ドライヘッドスパで脳疲労をリセット
現代人の多くが抱える「脳の疲れ」。スマートフォンやパソコンを長時間使用する日常において、脳は常に情報処理を続けており、知らず知らずのうちにオーバーヒートしてしまっています。
このような状態が続くと、自律神経のバランスが乱れ、頭痛・不眠・慢性的な疲労感などを引き起こす原因となります。
ドライヘッドスパは、頭部の筋肉や頭皮をやさしくじっくりとほぐすことで、脳への血流を促進し、自律神経のリズムを整える効果が期待できる施術です。
施術中は、深いリラックス状態に導かれ、副交感神経が優位になることで、心拍や呼吸も自然と落ち着きます。また、首・肩まわりの緊張を緩めることで、目の疲れや肩こりの軽減にもつながります。
水素吸入で酸化ストレスを軽減
もうひとつ注目されている施術が、「水素吸入」です。水素には、体内に溜まった悪玉活性酸素を選択的に除去する働きがあり、疲労回復・免疫力向上・自律神経の安定化など、全身の機能を底上げする効果が期待されています。
活性酸素は、ストレス・紫外線・睡眠不足・加齢などによって過剰に発生し、細胞を傷つけたり炎症を引き起こしたりする要因になります。
水素吸入では、専用の機器を使って水素を体内に取り込み、身体の内側から酸化ストレスを軽減するサポートを行います。リラックスしながら30分~60分程度吸入することで、心身がすっきりとリセットされるのを実感される方も多くいます。
まとめ|自律神経ケアで不調のない季節を
梅雨や夏の季節の変わり目は、心身のバランスが崩れやすい時期です。自律神経を整えることは、不調を予防し、健やかな毎日を送るための大きな鍵になります。
まずはセルフケアから、そして必要に応じて施術を取り入れることで、無理なく心身を整えていきましょう。頭痛やだるさに悩まされる前に、早めの対策を始めてみてください。
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